【卒業生寄稿】フィールドでの学びが、今を支える、三戸 野乃花さん(造園会社勤務)
2026年01月23日
私は「自然」に関わる仕事に興味があり、かつ自分の暮らす街に反映されるという身近さから、「造園」という職業を選びました。なかでも、「施工管理(現場監督)」という、新たに木を植える植栽工事や、既存植物のメンテナンス工事における、工程、品質、安全、原価管理を行う職種に就いています。
大島造園土木株式会社(名古屋本店工務部)
三戸 野乃花(さんと ののか)
岐阜大学応用生物科学部 2021年3月卒
その選択には、植物や環境について学び、実際にフィールドへ出て樹木や草本を観察した、応用生物科学部での学び、経験が大きく影響していました。
樹木を植える、管理する上で、樹木の種類や特徴(生育環境、病害虫等)、植える場所の環境を把握していなければ、簡単に樹木は枯れてしまいます。そんな中で、フィールドで実際に葉の形や樹皮、樹形などの特徴を体で覚え、同定したあの実習で身につけた知識は、大きな糧となっています。
また、大学での学びは知識だけでなく、「自然を視る目」を育ててくれました。現場で植栽計画を立てる際にも、土地の環境や日照条件、周囲の植生との調和を考える視点は、今の現場での判断力に直結しています。
さらに、樹木の基本をしっかりと理解することができたため、就職後も樹木の勉強において非常に役立っています。
私は、大学入学時には就きたい職業のイメージを全く持っていませんでした。ですが、在学中に本学科で植物や環境等について学んだり、興味のあることを追求した結果、理想のワークスタイルが「自分の暮らす街で大好きな植物に関わる事」なのだと確信することができ、今ではこの仕事は自分にとって天職だと感じています。
学びを楽しみ、仲間との時間を大切にし、自分の興味を思いきり追いかけてください。その積み重ねが、必ず皆さんの未来を豊かにしてくれます。生物圏環境学科で学ぶ皆さんを心から応援しています。

