国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 応用生物科学部

学部案内

学部長あいさつ


応用生物科学部長 西津 貴久

新たな生物産業への
貢献を目指して

岐阜大学が位置する美濃地方は豊かな自然環境と豊富な水に恵まれた地であり、古くから農林業や河川漁業が発展してきました。戦国時代、日本史上の中心舞台となり、やがて日本統一を成し遂げる原動力を生み出す地となり得たのは、力強い農林水産業の支えがあったればこそのことです。その岐阜の地に、1923年岐阜高等農林学校が誕生し、その後1949年に新制・岐阜大学の農学部となり、2004年の応用生物科学部への改組を経て、2023年に創立100周年を迎えました。

応用生物科学部は、生命・食・環境分野を対象に、人や動物の健康と福祉に寄与する生命科学の推進、安全で安心な食生活の実現、持続可能な社会の実現を目指して、本学部の応用生命化学科、食農生命科学科、生物圏環境学科、共同獣医学科において、最新の農学教育を実践しています。
また、3つの学科(生命、食農、生物圏)を横断する動物科学プログラムを開設しています。さらに、生命・医療・創薬研究を担う東海国立大学機構の研究拠点、そして岐阜県の研究所や施設との連携教育活動を推進しています。

大学院では海外の大学と連携してジョイントディグリープログラム(JDP)、ダブルディグリープログラム(DDP)を提供し、国際通用性のある教育活動にも取り組んでいます。古くから農林水産業の盛んな岐阜の地にあって、諸先輩や諸先生方の不断の努力によって100年に亘って蓄積されてきた有形無形の超優良資産が本学部には受け継がれております。

輝かしい伝統をもつ本学部で学んで、岐阜から世界に羽ばたいて、世界が直面している課題の解決に挑戦してみませんか?