動物科学プログラム
学科横断『動物科学プログラム』2025年スタート!
応用生物科学部の改組(共同獣医学科以外の2課程を3学科へ)にともなって,現在の生産環境科学課程応用動物科学コースは3学科横断の「動物科学プログラム」へ生まれ変わります(2025年4月入学生から)。
応用動物科学コースをめざして受験予定だった高校生のみなさんは,新しい3学科の中から自分にぴったりの学科を選び,安心して応用生物科学部を受験してください。「動物科学プログラム」は入学後の登録となりますので,受験時の申し込みは必要ありません。
「動物科学プログラム」って?
動物の生命・活用・保全を学び社会課題を解決!
自身が所属する学科の「応用生命化学」,「食農生命科学」,「生物圏環境学」の専門知識を深め,さらに他学科の動物科学に関する授業(自由選択・4科目程度)を受講することで,動物科学の幅広い知識を身につけ,将来の進路に生かすことができます。修了者には応用生物科学部長から修了証が授与されます。
これまでは生産環境科学課程の応用動物科学コースに所属しないと学べなかった動物の専門知識に加えて,「動物応答機能学」,「栄養代謝学」,「免疫化学」などの授業科目が新設されます。
各学科の動物科学に関する授業科目例
●応用生命化学科:動物生理学,栄養代謝学,動物応答機能学,実験動物学 など
●食農生命科学科:動物飼養学,動物遺伝育種学,動物衛生学,動物発生工学,動物管理学 など
●生物圏環境学科:動物行動学,動物保全遺伝学,動物保全生理学,動物園動物管理学,動物園学・博物館概論 など
目指せる能力
学科を横断して動物科学を学ぶ自由選択のプログラムです。動物を包括的に学ぶことによって動物科学に関する専門知識と技術を向上させます。選択する科目に応じて,次のような能力の習得を目指すことができます。
●持続可能な動物の飼養・管理技術の確立
●希少野生動物の生息域内・域外保全のための管理技術の確立
●動物の生体機能を活かした素材と資源の開発
●動物や動物園等に関するサイエンスコミュニケーションの普及
オープンキャンパス2024
●応用生物科学部Webオープンキャンパス2024のページはこちらへ
●応用生物科学部オープンキャンパス2024 8月8日(木),9日(金) 開催(終了)
応用生物科学部棟の3階に「動物科学プログラム」の展示ブースを設けます。動物標本を多数展示します。動物園生物学研究センター学生部会の活動も紹介します。3階廊下にはずらりと研究紹介ポスターを掲示します。動物科学プログラムに関係する教員も模擬講義を実施します。バージョンアップした動物科学の学びをお確かめください! 3階展示ブースには教員も常駐していますので,質問等お気軽にお声がけください。
模擬講義(動物科学プログラムに関係する模擬講義を抜粋)
●8月8日(午後)
『もっと知りたい!腸内細菌』
稲垣瑞穂 准教授(応用生命化学科/食素材化学研究室)
『畜産とアニマルウェルフェア―動物の環境適応』
二宮 茂 准教授(食農生命科学科/動物管理学研究室)
●8月9日(午前)
『味覚研究から迫る動物の環境適応』
松村秀一 教授(生物圏環境学科/動物遺伝学研究室)
●8月9日(午後)
『動物の環境適応と体内時計の不思議』
大塚剛司 助教(応用生命化学科/動物生産管理学研究室)
※詳細は,応用生物科学部オープンキャンパスのページをご確認ください。