調査地・調査対象
調査地・調査対象の紹介
ヤマグルマ(中津川市神坂)
恵那山の麓にある湯舟沢国有林(中津川市神坂、標高1400m)。天然のヒノキ林にヤマグルマが混交しています。
ヤマグルマは、広葉樹でありながら、維管束が仮導管という変わった性質をもっています。
常緑樹であるヤマグルマが、冬季の厳しい寒さの中、生育しています。
ここでは、他にも枝幹の光合成や、葉の寿命に関する研究も行っています。






ヤシャビシャク(岐阜県白川村)
白山国立公園でもある大白川国有林(岐阜県白川村)で、生態系生態学研究室(大塚俊之教授)の調査プロットを利用させていただいています。
ヤシャビシャクの分布の研究を行っています。
大塚研究室では、森林の生産力(NPP、NEP)の研究を行っています。
樹上の大枝のマタやウロに生育しています。倒木によって樹幹にあった個体が林床でもしばらく生存していることがあります。


倒木によって樹幹上の個体が、林床の倒木上でもしばらく生存していることがあります。
岐阜県では、老齢なブナ林やミズナラ林で観察することができる。


※一部、岐阜大学演習林、高山市荘川町のヤシャビシャクの写真です。
近年、フガクヤシャビシャクが記載されたことにより、真性の着生樹木は、日本では2種となりました。
タニウツギ(岐阜県)
岐阜県各所で、タニウツギの花色変異の研究を行っています。
また、アントシアニンが含まれていない真っ白なシロバナウツギ(別名:シロバナタニウツギ)は、極めて稀です。
シロバナウツギは園芸品種ではなく、自然分布する品種です。
桃色にも濃いものから薄いものまであります。



シロバナウツギ


【参考】オオベニウツギ
植栽・緑化に用いられることがあるが、岐阜県では国内外来種または外来種にあたる。花色が、タニウツギより赤みを帯びることで着花期での区別は容易。
【参考】ニシキウツギ
花色が、クリーム色から黒みを帯びた紅色になる。岐阜県では一部タニウツギとニシキウツギが同所的に分布する地域がある。ニシキウツギは主に岐阜県東部のあまり積雪の多くない地域に多い。花はやや下向きに咲くため、色以外でも着花期での区別は容易。
(上)採取日、(下)水に差して一日後
タニウツギ属の中には、一種とされていたものが、近年、遺伝情報から、複数の種である可能性が指摘されており、その種分化も興味深い。
ヒノキ、サワラ(岐阜県下呂市)
学部の附属施設である岐阜フィールド科学教育研究センター位山演習林(岐阜県下呂市)。位山演習林という名称ですが、位山ではなく船山の南西斜面に位置しています。
ヒノキ、サワラの水分生理特性と分布の関係を研究しています。また、森林生態遺伝学研究室(玉木一郎准教授)がヒノキとサワラの遺伝子浸透に関する研究を行っています。

静岡県農林技術研究所 森林・林業研究センター
乾燥ストレスに対するヒノキの花成応答に関する研究を、静岡県森林・林業研究センターと共同で行っています。


