国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 応用生物科学部

食農生命科学科

担当教員・研究室

植物生産科学

農作物の安定供給と持続可能な次世代型生産さらには高機能性農作物の効率的な生産を目指すには、植物がもつ環境適応能力や病害虫抵抗性のメカニズムを理解することが不可欠です。以下に紹介した研究室では、植物生理学、分子生物学、AIやIoT、ビッグデータなどのを基盤とした高度な技術と専門知識を食料生産に生かすための研究に取り組んでいます。

園芸学研究室

園芸作物の品質向上および生産性向上を目指して、分子生物学や植物生理学的手法を用いながら様々な研究に取り組んでいます。

教授 山田 邦夫
准教授 落合 正樹

園芸学研究室

植物病理学研究室

植物共生微生物や土壌微生物の有用機能を利用して、農作物の伝染病を予防するバイオコントロール技術の開発に取り組んでいます。

教授 清水 将文

植物病理学研究室

園芸植物栽培学研究室

園芸植物における環境ストレス耐性の生物的制御及び機能性成分制御に取り組んでいます。

教授 松原 陽一

園芸植物栽培学研究室

植物生産管理学研究室

農福連携事業の実態調査や、土壌科学及び生態学的観点による低労力な作物生産システムに関する研究を行っています。

教授 大場 伸也

植物生産管理学研究室

作物学研究室

イネの高温耐性に関わる研究や、リモートセンシング技術とAIを活用して、農業生産を理解するための研究を行っています。

教授 松井 勤
助教 山口 友亮

作物学研究室

植物病原ゲノム学研究室

農作物の病気を引き起こす菌類のカビ毒産生や植物病理性のメカニズム、進化、生態を遺伝子レベルで解析しています。

教授 須賀 晴久

植物病原ゲノム学研究室

植物遺伝育種学研究室

ワサビの起源や進化の過程の解明、自生ワサビの保全、小麦近縁野生種の適応形質の遺伝解析を行っています。

准教授 山根 京子

植物遺伝育種学研究室

菌類生態学研究室

森林、河川、農地などに生息する微生物、特に植物病原菌の生態研究を通じて農作物の病害防除への貢献を目指しています。

助教 日恵野 綾香

菌類生態学研究室

植物環境制御学研究室

施設栽培における環境制御下での微細気象の解析や、環境負荷の低い環境制御手法や装置の開発に取り組んでいます。

教授 嶋津 光鑑

農村経営マネジメント学研究室

日本農業が抱えている問題の解決のために、多様な政策が実施されています。こうした農業政策が農業構造に及ぼす影響について、現地調査に基づいた実証研究を行っています。

准教授 李 侖美

動物生産科学

動物は私たちの生活に欠かせない存在です。それは決して、"食料として"だけではありません。動物はどうやって誕生するのでしょうか?何を食べて生きているのでしょうか?どういう感情のときにどのような行動をとるのでしょうか?これらの生命現象を理解することは、私たち人間と動物のより良い共存に繋がります。また、生殖補助や未利用資源の飼料化、アニマルウェルフェアにも大きく貢献します。食農生命科学科では、畜産をベースに、動物の発生学や繁殖学、飼養学や管理学をはじめ、生理学、遺伝学、育種学、衛生学など、多岐に渡る講義や実験実習を通して、動物について幅広く総合的に学ぶことができます。

動物栄養学研究室

動物が食べる飼料原料について、その効率的な利用法を研究するとともに、生産物の品質を見据えた栄養研究を行っています。

教授 山本 朱美

動物栄養学研究室

動物管理学研究室

アニマルウェルフェア(動物の福祉)と行動の研究を通して、動物飼育を科学的に発展させることを目指しています。

准教授 二宮  茂

動物管理学研究室

動物発生学研究室

発生工学技術を駆使して、体外胚生産技術の高度化や高付加価値動物の効率的な生産システムの開発に取り組んでいます。

助教 日巻 武裕

動物発生学研究室

食品科学

食品は人間の生命維持と健康を担う最も基本的なものです。食農生命科学科では、食品のもつ生体調節機能、健康増進機能、栄養機能に関する知識を学びます。同時に、食品の製造・加工・保蔵・鮮度保持・安全性確保についての理論や技術、さらには食品の流通構造やマーケティングに関する情報や知識について習得し、食品の生産から消費に至る一連の過程を体系的に学びます。

食品微生物学研究室

食品の発酵・製造から私たちの健康・安全にまで大きく関わっている「微生物」の細胞機能を、私たちの生活に活用する研究を行っています。

教授 中川 智行

食品微生物学研究室

食品加工学研究室

食品ロス削減に貢献しながら高品質な食品を安定的に確保できる革新的な食品加工法の開発や加工食品に関する基礎研究を行っています。

教授 西津 貴久

食品加工学研究室

食成分機能化学研究室

食品中に含まれる成分を抽出・精製し、その生理機能について、培養細胞を用いて研究を進めています。

教授 矢部 富雄

食成分機能化学研究室

食品流通工学研究室

収穫後の野菜や果物は、適切に扱わないとすぐに傷んでしまいます。私たちは、野菜や果物を新鮮に保つ方法や、新鮮さを測る方法を開発しています。

教授 中野 浩平

食品流通工学研究室

農産食品プロセス工学研究室

食品の構造や香り、味を先端技術で解き明かし、新たな加工技術(フードテック)の開発に役立てます。

准教授 今泉 鉄平

農産食品プロセス工学研究室

食品免疫学研究室

炎症性疾患やアレルギーを食により予防することを目指して、免疫細胞に作用する食成分の効能や作用機序を解明する研究に取り組んでいます 。

准教授 北口 公司

食品栄養学研究室

食品に含まれる成分(栄養素など)が生体内でどのような応答をして健康に役立つかを明らかにする研究を行っています。

准教授 島田 昌也

食品栄養学研究室

ポストハーベスト生理学研究室

青果物の品質変化を現象として理解し、貯蔵中および流通中の品質劣化を防ぐ取扱や管理技術の研究・開発を行っています。

准教授 タンマウォン マナスィカン

ポストハーベスト生理学研究室

食品安全解析学研究室

『安全に体に良い食品を食べるにはどうしたら良いのか?』を明らかにするため、生理学を基盤に研究を行っています。

助教 近藤 位旨

食品安全解析学研究室

食品発酵学研究室

自然界に存在する有用微生物を新たに分離し、食品産業へ応用するため、微生物の諸性質の解明に取り組んでいます。

助教 中川 香澄

食品発酵学研究室