Q & A｜生物圏環境学科｜

物理選択者は、この学部にはむいていないですか？

A. 受験科目は、物理でも、生物でも、化学でも構いません。

応用生物科学部では、前期・後期日程の個別学力試験の理科では、物理、化学、生物のいずれかを選択できますので、改組前の応用生命科学課程や生産環境科学課程でも、物理、化学、生物のいずれの科目の選択者も入学しています。

生物や環境を理解するためには、高校生物の知識だけではなく、物理学や化学の理解が欠かせません。また、地学で学ぶ、地形や地質構造なども、生物の分布や農林業等の人間活動の理解には必要です。

入学後には全員が生物学、化学、物理学の基礎を学ぶ機会があります。１年生前学期では必修科目として、生物学Ⅰ、物理学Ⅰ、化学Ⅰという科目が用意され、さらに後学期に選択科目の生物学Ⅱ、物理学Ⅱ、化学Ⅱ、地学が用意されています。

（入学者選抜の情報は、必ず募集要項でご確認ください。）

受験科目の選択で、数Ⅲありか、なしかで迷っていますが、どちらがいいのですか？

A. 一般選抜前期日程の数学では、数Ⅲありか、なしかを選択できますので選抜試験では自身の得意なことをいかしてください。

数学は、自然現象を書き表す言語のような役割を持ちます。

様々な科学的理解のためには、現象を数式に組み立てて数理モデルを作り、条件を変えて計算することが必要な場面や、講義や実験内容の理解や研究テーマによっては、数学的理解やセンスが必要な場合もあります。

そのため、１年生には、基礎数学という科目が用意され、積分や微分を含めて学習する機会があります。

また、データサイエンスに関する科目群も多く用意されていますので、入学前、入学後にかかわらず、数学を現象の理解の道具として利用してください。

（入学者選抜の情報は、必ず募集要項でご確認ください。）。

入学前

パソコンは必要ですか？

A. 新学科に関しては、必要な性能（スペック）は以下のとおりとします（2024.12.05）。

Windowsの場合：岐阜大学推奨仕様（intel i7（第13世代以上）と同等以上）が望ましい。
Macの場合：最小スペック　CPU：M1以降（2020年以降のモデル）、推奨スペック　CPU：M2以降（2022年以降のモデル）

タブレットのみではレポート作成や解析作業を行うことができないため、キーボード付きのノートパソコンが必要です。

なお、１年生前学期に必修科目として受講する情報処理演習では、大学設備のデスクトップパソコン（Windows 10）と個人のノートパソコンを併用して、演習を行います。

WordやExcelなどのOfficeアプリが付属したノートパソコンを買う必要がありますか？

A. 岐阜大学では、東海国立大学機構としてMicrosoft 365の利用契約をしているため、在学期間中は、Word、Excel、PowerPointをはじめとするOfficeアプリを「無料」で学生個人のパソコンにインストールして利用可能です（大学院へ進学しても継続して利用可能です。）。OneDriveの保存領域も自動で付与されます。

パソコンにOfficeアプリ（例、Office 2024）をインストールされると、機構のOfficeアプリ（Microsoft 365）とは共存してインストールができないため、ノートパソコンではいずれかを利用することになります。

Officeアプリの有料パソコン講座などを、受講した方がよいですか？

A. 事前に受講しなくても、大学生活の講義や、実験レポートの作成過程で、パソコンを活用しながら、操作方法や情報リテラシーをみにつけることができるかと思います。

必要性は個人で判断いただくしかありませんが、生物圏環境学科では、Officeアプリをはじめとする大学初年次に活用するアプリ全般（Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsなど）について、１年生前学期に情報処理演習という科目で、これらのアプリの活用ができるような演習を行います。

大学院

大学院への進学率はどの程度ですか？

A. 新学科のため大学院への進学率は、令和7年度入学者が進学するまでわかりません。

例年、現行の生産環境科学課程から生物生産環境科学専攻へは50％前後の方が進学して、他大学からの進学者や留学生とともに、さらに研究を続けています。

学問への皆さんの挑戦を歓迎します。

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