国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 応用生物科学部

生産環境科学課程環境生態科学コース

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研究内容一覧

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教員一覧

森林動物管理学研究室

森林動物管理学研究室Webサイト

教員 安藤正規 准教授(森林動物管理学)
研究内容
  • 野生動物の餌資源選択・環境選択に関する研究
  • 野生動物の生態と保護管理に関する研究
  • 森林植生および野生動物の生息状況の長期動態に関する研究
著書 カメラトラップによる野生生物調査入門: 調査設計と統計解析(分担翻訳)』
大台ケ原の自然誌―森の中のシカをめぐる生物間相互作用(分担執筆)』

安藤正規-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

水利環境学研究室

水利環境学研究室Webサイト

教員 伊藤健吾 准教授(水圏環境学)
研究内容

農村環境・生態系の保全を目指し、河川、水路、水田、ため池などの水生生物を中心に調査研究を行っています。

自然科学分野(農村生態工学)とあわせて社会科学分野(農村計画学)にも関わっています。

  • 農業の集約化による水環境の変化が水田生態系に及ぼす影響について・魚類、カエル類、鳥類、水生昆虫の生活史
  • 水田からのメタン放出抑制に関する生態学的アプローチ
  • 近縁種を対象としたマイクロハビタット調査~適切な保全方法の検討~・ウシモツゴとモツゴ・ナガレカマツカとカマツカなど
  • イシガイ目二枚貝の生態と保全方法の解明
  • スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)対策
新聞 稲作存続願う「多くの生物」」(研究室から大学はいま)

伊藤健吾-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

流域管理学研究室

教員 大西健夫 教授(水文学)(Webサイト
研究内容

水文学的手法にもとづく、流域の水・物質(窒素、リン、炭素、鉄など) 循環研究

森川海のつながりの中での農林水産業という視点を重視しています。

  • 陸域における鉄循環の動態~森ではなく湿地や水田が生み出す鉄~
  • 落葉広葉樹二次林と針葉樹人工林の相違が生み出す水・物質・温度レジームの特性比較
  • 乾燥地における塩類集積農地の診断・修復・管理
  • 飛騨市古川町における水田の地下水涵養機能評価
著書 地下水・湧水を介した陸‐海のつながりと人間社会(陸域の水・物質動態のモデル化の現在、分担執筆)』
全世界の河川事典(ロシア・中国の河川、分担執筆)』
フィールドワーカーのためのGPS/GIS入門―フィールドにGPSを持っていこうGISで地図を作ろう (編著)』
地球環境学事典(未来可能性、物質循環と生物-森・川・海の鉄循環-分担執筆)』
地球の処方箋-環境問題の根源に迫る(海を豊かにする湿地の鉄、分担執筆)
新聞 水を通して世界を読み解く」(研究室から大学はいま)
動画 Hydrology: Long Journey of the Water(YouTube)」

大西健夫-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

昆虫生態学研究室

昆虫生態学研究室Webサイト

教員 岡本朋子 准教授(化学生態学)
研究内容

昆虫間および昆虫- 植物間の化学物質を使ったコミュニケーションに関する研究.
生物間相互作用を支える化学物質の役割を明らかにしています。

  • 被子植物と送粉昆虫の相利共生系を結ぶシグナルの実態と生態的役割の解明
  • 被子植物と送粉昆虫の共種分化機構の解明
  • 花から発せられる化学シグナル(花の匂い)の進化パターンの解明
  • 昆虫が利用する情報シグナルを利用した害虫管理方法開発
著書 Obligate Pollination Mutualism(分担執筆)』
種間関係の生物学―共生・寄生・捕食の新しい姿(分担執筆)』
その他

【参考】「植物と虫の知的な関係」、前職研究機関所属時のインタビュー記事(講談社)

岡本朋子-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

森林生態学研究室

森林生態学研究室Webサイト

教員 片畑伸一郎 助教(植物生理生態学)
研究内容

分子・生理・生態レベルから樹木の生き様を解き明かす~環境応答、花成、光合成や遺伝子発現などがキーワード~

  • ヒノキの花成メカニズムの解明
  • 無道管被子植物であるヤマグルマの生理生態特性
  • 非同化器官の同化能力の解明

片畑伸一郎-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

森林生態学研究室

森林生態学研究室Webサイト

教員 加藤正吾 准教授(森林生態学)
研究内容 付着根型つる植物、半寄生植物、低木の生活史や移行帯の森林構造に関する森林生態学的研究
  • タニウツギの花の色の変異とその生態的意義
  • 絶滅危惧植物ヤシャビシャクの更新動態
  • 無道管被子植物ヤマグルマの更新動
  • 半寄生植物ツクバネの生態の解明
著書

森の来歴 : 二次林と原生林が織りなす激動の物語(共著)』

岐阜から生物多様性を考える(分担執筆)』

新聞 暗い場所を求め伸びる植物」(研究室から大学はいま)

加藤正吾-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

動物保全繁殖学研究室

動物保全繁殖学研究室Webサイト

教員 楠田哲士 教授(動物保全繁殖学)
研究内容
  • 絶滅危惧動物保全のための動物園動物の繁殖生理に関する研究
  • 水族館鯨類の排泄物中における性ホルモンの測定法に関する研究
  • 淡水生カメ類の繁殖生態と産卵生理に関する研究
著書

動物園学入門(分担執筆)

神の鳥ライチョウの生態と保全―日本の宝を未来へつなぐ(監修、分担執筆)

どうぶつのアカチャンがうまれるまで: 求愛・交尾・出産・子育て(監修)

ハシビロコウの生物学(監修、分担執筆)

岐阜県の動物―哺乳類・爬虫類・両生類・十脚類(監修、分担執筆)

日本のいきものビジュアルガイド はっけん!ニホンイシガメ(分担執筆)』

楠田哲士-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

動物ゲノム多様性学研究室

森林ゲノム多様性学研究室Webサイト

教員 只野 亮 准教授(動物ゲノム多様性学)
研究内容
  • 動物遺伝資源の遺伝的多様性の解明ならびに系統
  • 分類希少な在来家畜・家禽品種の保全にむけた遺伝学的解析
  • ウズラのDNA多型マーカーの開発と遺伝学的解析への応用
新聞

動物の遺伝子多様性探る」(研究室から大学はいま)

只野 亮-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

森林生態遺伝学研究室(岐阜フィールド科学教育研究センター位山演習林)

教員 玉木一郎 准教授(森林生態遺伝学)(Webサイト
研究内容

森林樹木を対象とした遺伝的多様性、環境適応、集団遺伝学的研究、希少植物の保全管理、樹木の育種種苗の生産

  • 樹木の種間交雑や適応的遺伝子浸透に関する研究
  • 植物集団の遺伝木多様性や地理的遺伝構造に関する研究
  • 希少植物の保全や由来の解明に関する研究
  • 里山林や放牧林の萌芽更新に関する研究
著書 地図でわかる樹木の種苗移動ガイドライン(分担執筆)』
日本における森林樹木の遺伝的多様性と地理的遺伝構造(分担執筆)』
動画

玉木一郎-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

昆虫生態学研究室

昆虫生態学研究室Webサイト

教員 土田浩治 教授(昆虫生態学)
研究内容 昆虫個体群内の遺伝的変異性に関する研究
社会性昆虫のコロニー内の個体間変異とコロニー間変異に関する研究
著書 社会性昆虫の進化生物学(分担執筆)』

土田浩治-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

施設環境工学研究室

施設環境工学研究室Webサイト

教員 西村眞一 教授(施設環境工学)
研究内容

農業用水の供給に必要な農業用貯水池の構造的安全性と用水路の効率的な運用方法に関する研究

  • 農業用ため池の安定解析に関する検討
  • 芦ヶ池調整池の水質改善を目的とした送水管理とシミュレーション
  • 調整池を含む水路系の効率的運用方法とシミュレーション
  • パイピングによる漏水に対する応急措置の検討

西村眞一-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

施設環境工学研究室

施設環境工学研究室Webサイト

教員 西山竜朗 准教授(農業施設工学)
研究内容

ダムをはじめとする農業用水利施設が安全性、要求性能を持つように建造・保全するための力学的な研究

  • ダム基礎岩盤の強さの評価、
  • ダム堤体の地震時挙動の解析、
  • ダム堤体局所構造の強さの評価、
  • これらを解析するための数値計算プログラムの開発
著書 原位置岩盤試験データベース 2008年度版(分担執筆)』
ファイテクHow toみる・きく・はかる―植物環境計測(分担執筆)』

西山竜朗-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

流域管理学研究室

流域管理学研究室Webサイト

教員 平松 研 教授(水理学)
研究内容

農村地域の水環境整備と水域生態系保全の関する研究
水の科学を通じて農業・人の生業と地域の環境・生態系のよりよい関係を探ります。

  • 農地における酸化還元電位の制御と温暖化ガスの抑制
  • 農地・森林・河川における水と溶存物質の移動ー農地や森林の多面的機能ー
  • 物質動態を視座とした河川・農村生態系の解明
  • 水利施設における生態系配慮工法や魚道
新聞 「二次的自然」の保全法模索 (研究室から大学はいま)
その他 【教員インタビュー】「本当に頑張ったということが人を大きくする。」

平松研-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

多様性保全学研究室

教員 広田 勲 准教授(地域資源生態学)
研究内容

東南アジアおよび日本における植物資源利用に関する研究
東南アジアおよび日本の農村における複合生業のシステムに関する研究

  • 東南アジア大陸山地部の焼畑農業によって形成される攪乱環境と自然資源の多様性の関係
  • 世界のタケのモノグラフ研究
  • 農地やホームガーデンにおける在来品種の維持機構の解明
  • 東南アジア大陸部における自然環境、農業、生業の変遷
著書 臨床環境学(分担執筆)』
ラオスを知るための60章(分担執筆)』
地域の生態史 [モンスーンアジアの生態史第1巻](分担執筆)』
地域の生態史 [モンスーンアジアの生態史第2巻](分担執筆)』
図録 メコンの世界(分担執筆)』

広田勲-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

動物進化遺伝学研究室

動物進化遺伝学研究室Webサイト

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教員 松村秀一 教授(動物進化遺伝学)
研究内容 野生動物や家畜の持つ遺伝子の種間や個体間の違いを調べることにより、彼らが生息環境にどのように適応して進化してきたかを探ります。
  • 動物における味覚受容体遺伝子に関する研究
  • 動物における毛色関連遺伝子についての研究
  • 野生動物・飼育下動物の遺伝的多様性の評価
著書

霊長類学の百科事典(分担執筆)』

動物園動物管理学(分担翻訳)』

Simulations, Genetics and Human Prehistory(編集)』

霊長類生態学(分担執筆)』

新聞

「美濃柴犬」の保全を目指す』(研究室から大学はいま)

松村秀一-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

野生動物資源学研究室

野生動物資源学研究室Webサイト

教員 森部絢嗣 准教授(野生動物資源学)
研究内容

野生動物を資源として捉え、生物学的知見の蓄積や資源利用の調査研究を行い、人間社会とのかかわりを探究する。

  • 哺乳類の形態・生態・生物地理
  • 野生動物資源の利用実態(毛皮利用、薬用利用、ジビエなど)
  • 野生動物捕獲法/捕獲支援システムの開発
  • 地域住民主体の鳥獣対策
著書 岐阜県の動物 哺乳類・爬虫類・両生類・十脚類(分担執筆)』
The Wild Mammals of Japan, Second edition(分担執筆)』
スンクスの生物学(分担執筆)』
その他 岐大のいぶき これからの地域創生

※森部絢嗣 准教授は連係専任教員で、学士課程において社会システム経営学環と応用生物科学部(連係協力学部)の両方の専任教員です。

森部絢嗣-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

農地環境工学研究室

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教員 山口敦史 助教(土壌科学)
研究内容

環境や農地の保全技術の発展に貢献すべく、コロイド科学を応用して土壌の物理化学性や環境中の物質動態に関する研究を行っています。

  • 土粒子間の相互作用が土壌の侵食されやすさに与える影響の解明
  • 代掻き濁水の効率的な浄化方法の開発
  • ヘテロなコロイド懸濁液中で働く粒子間相互作用の解明

山口敦史-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

動物生態栄養学研究室

動物生態栄養学研究室Webサイト

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教員 八代田真人 教授(動物栄養生態学)
研究内容
  • 草食家畜の放牧による半自然草地・林地・未利用地の活用と保全
  • 動物の代謝生理からみた動植物間相互作用の解明
  • 動物園動物の栄養生理の解明と栄養管理法の確立
著書・その他

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水利環境学研究室

水利環境学研究室Webサイト

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教員 吉岡有美 准教授(同位体水文学)
研究内容

同位体水文学的な視点から流域水循環に関する研究
現地調査,様々なスケールでの水・溶質移動現象のモデリング

  • 同位体水文学的な視点から流域水循環に関する研究
  • 水田、ダム、湖沼を対象とした水の安定同位体モデリングに関する研究
  • 東南アジア最大のトンレサップ湖周辺の水循環に関する研究
著書 日本の湧水―地域を探るサイエンス(分担執筆)』
地下水モデル: 実践的シミュレーションの基礎 大型本(分担翻訳)』
その他 同位体環境学がえがく世界
地下水はどこからきたの?酸素と水素の同位体比から調べる扇状地地下水の源
動画

吉岡有美-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap

環境社会共生体研究センター(旧 流域圏科学研究センター)

教員 大塚俊之 教授(生態系生態学)大塚研究室(Webサイト)
研究内容 森林はどのくらいの二酸化炭素を大気から吸収して,生態系内に蓄積できるのだろうか?炭素循環から生態系の機能について考える。
著書 新しい生物科学 (第10章生態系、分担執筆)』
著書:『植物学の百科事典(土壌呼吸、分担執筆)』
著書:『岐阜から生物多様性を考える(森林はどのくらいCO2を吸収するのか? −人工林と二次林の比較−、分担執筆』』
著書:「生物-地球環境の科学(身近な植物の生活 -都市雑草群落の構造とその生活-、分担執筆)」
新聞 大白川の原生林まだ"現役"」(研究室から大学はいま)

大塚俊之-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap


教員 村岡裕由 教授(植生生理生態学)村岡研究室(Webサイト)
研究内容 陸上植物の個体の成長から陸域生態系の炭素収支に至るまでの生態現象を,植物の光合成と微気象環境との関係に着目して解明する。
著書 光と水と植物のかたち―植物生理生態学入門(編集、分担執筆)』
動画 Satellite Ecology: Crossroad of Plant Ecology and Climate Change Science(Youtube)」

村岡裕由-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap


教員 斎藤 琢 准教授(生物環境物理学)斎藤研究室(Webサイト)
研究内容 フィールド観測および生態系モデリングによる陸域生態系の炭素・水・熱循環に関する研究

斎藤 琢-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap


教員 魏 永芬 准教授(環境計測学)
研究内容 森林、農地、水域などの自然界における窒素、炭素および環境汚染物質の動態の計測と評価

魏 永芬-研究者情報(科学技術振興機構)-researchmap


※著書については、日本で容易に入手可能な和文の書籍を中心に紹介していますが、所々に洋書(英語)の書籍も記載されています。

なお、書籍の内容がわかるように、ネット書籍販売サイト等へのリンクが張ってありますが、購入場所として推薦しているという意味ではありません。

※「researchmap」は、国立研究開発法人 科学技術振興機構が運営するサイトであり、国内の大学・公的研究機関等に所属する研究者情報を網羅的に提供しています。

岐阜大学では、業績の公表は「researchmap」の「マイポータル」で行います。


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