国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 応用生物科学部

生産環境科学課程環境生態科学コース

カリキュラム体系|生物圏環境学科|

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カリキュラム体系

新カリキュラム体系

カリキュラム体系(概要)

  • 1年次からの積み上げ型専門教育を実施し、専門科目への意識を高めるための専門基礎科目を履修

  • 3年次から「学生が自ら設定する到達目標に合わせたカリキュラム」を選択する学科専門科目により専門性を追求

  • 各学年に配置された実験実習ならびに卒業研究による課題解決型教育によって、これからの新たな社会課題への対応力を修得

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  • 全学共通教育科目
    全学体制として設置された「教育推進・学生支援機構」のもとで開講され、これら全学部等に関わる教育を「全学共通教育」と言います。学部学科にかかわらず、1年生が共通して学ぶ科目群です。

    学士として身につけておくべき語学などに加えて、幅広い視野と柔軟性を育むため多様な学問分野の科目として、深く広く教養を学びます。

  • 教養基礎科目
    学部で開講する教養的な科目ですが、専門の学習の基盤となる自然科学(物理学、化学、生物学、地学、数学に関する分野)や、技術者に求められる倫理観を涵養する生命倫理学といった科目を履修します。

    応用生物科学部の教員を主な担当教員として、学部等開講科目として開講されます。

  • 専門基礎科目
    スペシャリストを目指すために、1年生(前学期)から体系的に学問の基礎となる科目を学びます。生物圏環境学科に入学した学生が共通して理解したり、身につけたりする必要がある学問原理の講義のため、ほとんどの科目が必修科目です。

    また、講義室での講義だけではなく、岐阜大学キャンパス内に設置された広大な附属農場や試験林、宿泊施設を備えた演習林の各フィールドを活用した実践的な実習、実験や演習など、これらを組み合わせた科目が開講されます。
  • 専門科目
    3年生からは、自身の究めたい専門分野に合わせた多くの選択科目が用意されています。応用分野や専門基礎科目の発展分野の講義、実習、実験、演習、これらを組み合わせた科目を履修します。

    研究や社会で必要な技術やスキルで共通して身につけるべき実験や実習の一部は、必修科目です。

[キャリア演習]
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技術職公務員を目指して学び合う様子

インターンシップ実習、キャリア演習、博物館実習などキャリアデザインを支援する科目や、グローバルインターンシップ(大学間学術協定交流など)や専門英語演習といった国際的な視野を高める科目が用意されています。

  • 卒業研究
    3年生後学期(10月)に、研究室に配属され、研究活動を開始します。1教員に3-4名という少人数で、指導を受けます。

    4年間の集大成として、計画し、研究を実行し、取りまとめ、発表するという卒業論文の作成過程を通じて、教員の指導のもと、研究室の仲間とともに、科学的思考力、計画実行力の向上を目指します。

[卒業研究]
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ラジオテレメトリー調査の様子

科目一覧

カリキュラムマップ(クリックで拡大画像を表示できます)

専門基礎科目(1年生から2年生)

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■地球・生命・ヒト・人 ■かたちと分類の科学 ■生化学 ■水文学 ■水理学 ■土質力学 ■動物園学・博物館概論 ■基礎生態学 ■生物統計学 ■土壌科学 ■生物多様性学 ■遺伝学 ■動物生理学 ■植物生理学 ■動物行動学 ■動物園動物管理学 ■ヒトと自然 ■フィールド科学基礎実習 ■フィールド科学応用実習 ■水理計測実験法および実験・実習 ■材料計測実験法および実験・実習 ■生物計測実験法および実験・実習 ■情報処理演習 ■アルゴリズム基礎

○作物学 ○農村デザイン学 ○環境リテラシー入門 ○農業経済学・経営学入門 ○野生動物管理学入門

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専門科目(3年生から4年生)

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■環境化学分析法 ■空間情報計測学Ⅰ ■生態環境モデリングⅠ ■空間情報計測学実習Ⅰ ■生物識別野外調査実習-動物- ■生物識別野外調査実習-植物- ■生物識別野外調査実習-昆虫- ■生物識別野外調査実習-水棲生物- ■専門英語演習 ■卒業研究

○水利環境学 ○構造力学 ○水・物質循環学 ○農業生態学 ○植物生理生態学 ○動物保全遺伝学 ○動物保全生理学 ○水利施設学 ○農地工学 ○保全生態学 ○陸水生態環境学 ○昆虫学 ○森林管理学 ○植物環境制御学 ○植物病理学 ○環境微生物学 ○農業政策学

○キャリア演習 ○インターンシップ実習 ○グローバルインターンシップ ○生態環境モデリングⅡ ○空間情報計測学Ⅱ ○空間情報計測学実習Ⅱ ○博物館実習Ⅰ(学内実習) ○博物館実習Ⅱ(学内実習) ○博物館実習Ⅲ(館園実習)

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■:必修科目、○選択科目

カリキュラムポリシー

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生物圏環境学科では、生物と環境に関する科学リテラシーや基礎科学、とりわけ動植物、生態系、および環境基盤整備に関する基礎的・実践的科学を基盤とし、地球、地域における水・物質循環や生物環境・生態系の科学的理解、 動物の生息域内および域外保全をはじめとする生物の多様性保全と生態系サービスの持続的な利活用技術、そして、持続可能な社会実現に貢献する知識・技術を体系的に学びます。

また岐阜県を含む、中部地域の恵まれた生物環境とそこに設置されている実習・実験施設を活用した実習、および大規模データの解析やモデリングを通じた総合化・一般化の能力を涵養し、現場における課題発見や問題設定能力、本学科が提供する多様な学問分野間をつなぎ課題解決までの道筋を見つける力、そして現場での実践力・課題解決力を修得します。


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