国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 応用生物科学部

生産環境科学課程環境生態科学コース

【実習風景】動物痕跡探索実習(高山市荘川町)、1/24(火)

雪上での行動装備の事前ガイダンスを受講した上で、動物痕跡を探す実習を行いました(識別実習)。
冬季には単に暖かいという装備ではなく、保温すべき要所を理解し、ウェアの繊維の種類によって汗を放出させる仕組みなどを理解することが必要です。安全な野外調査のためには、知識を踏まえた実習を行う経験がかかせません。

今回(1/24)は、高速道路で岐阜県北部の冷温帯の昼間も氷点下の高山市荘川町六厩へ行って実習を行い、積雪のない暖温帯の岐阜大学へ戻ってきました。

<まずは安全な場所での装備の確認と、かんじき・スノーシュー・スキーの装着>
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かんじきと、スノーシューは一人に一つ以上、用意しています。

<極寒の六厩川(標高約1000m)>
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ダイヤモンドダストが見られることでも有名です。

<ビーコン探索練習中>
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雪崩で埋もれたという想定で、発信器を探しています(実際に、雪崩がおきるような所へ調査へ行くことはありません。)

<帰学後に大学で、ただちに装備の乾燥の様子(一部)>
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