国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 応用生物科学部

News&Topics

【新聞報道】畑にカミツキガメ 岐阜市で捕獲、幼体か、楠田哲士准教授(生産環境科学課程)、10/14(金)

【新聞報道】畑にカミツキガメ 岐阜市で捕獲、幼体か、楠田哲士准教授(生産環境科学課程)、岐阜新聞(令和4年10月14日掲載)
カミツキガメ見つかる 岐阜・下尻毛の畑 特定外来生物、中日新聞(令和4年10月14日掲載) 

●岐阜市内でカミツキガメの幼体がみつかる

カミツキガメ カミツキガメ

伊自良川沿いの畑で,カミツキガメの幼体が発見・捕獲されました。 岐阜市役所と岐阜県岐阜地域環境室からの連絡を受けて,動物繁殖学研究室で回収しました。
カミツキガメは,外来生物法に基づき「特定外来生物」に指定されており,現在は,許可なく飼育や移動等を行うことができません。

岐阜市内で,近年では2019年に1個体,2020年に2個体が発見・捕獲されています。いずれも同一水系での発見です。
これまでの発見例とは異なり,今回は幼体で見つかり,現地視察した結果,産卵環境に適した場所であり, しかも一般的な孵化時期に発見されていることから,孵化後数日以内の個体が河川へ行く途中に発見されたものと考えられます。
岐阜県内で繁殖している可能性が非常に高く疑われる事例として,おそらく初めてとなります。カミツキガメの1回の産卵数は平均20~40個と報告されているため,多くの幼体が伊自良川へ向かった可能性があります。

今後も発見された場合は,岐阜大学応用生物科学部(動物繁殖学研究室),もしくは岐阜県庁や岐阜市役所への報告をお願いします。

参考
『岐阜県内でのカミツキガメおよびワニガメ属の捕獲記録(2003~2018年)』  
岐阜県博物館調査研究報告39:15-20(2019)