【報告】平成30年度「中学生のための体験科学講座」を開催しました、10/13(土)
報道 2018年11月06日
平成30年度「中学生のための体験科学講座」を開催しました。(平成30年10月13日(土))
岐阜大学公開講座「応用生物科学部 中学生のための体験科学講座」 あなたも科学者!
場 所:応用生物科学部
参加者:中学生20名、保護者13名
開講式の様子
閉講式(意見交換会)の様子 | 修了証授与の様子 |
講座A:小さな世界を覗いてみよう
応用生命科学課程 (今泉 鉄平 助教)
微生物のなかには、ヒトの健康を害するものもいますが、地球上に存在する微生物全体の割合で言えば、極僅かな存在です。土の中や川の水の中といった、あらゆる自然環境中に微生物は存在して、我々の気付かないところで「何か」をやっています。そんな普段気にしない自然環境中の微生物のすがたを、顕微鏡を使って覗いてみませんか?
<参加者の声> ・ふだんできない事をたくさんできて楽しかった。 |
講座Aの様子 |
講座B:卵の科学 -食べる前に観察してみよう-
生産環境科学課程 (岩澤 淳 教授)
目玉焼き、オムレツなどの材料として私たちの食卓に欠かせないニワトリの卵。市販の食卵はほとんどが無精卵ですが、中身は有精卵とほぼ同じ、ヒヨコ1羽分を生み出す力が詰まっています。卵を割って、黄身の色、白身の形、殻の硬さなどをじっくり観察・計測し、卵に含まれる栄養成分を調べて「生命の出発点としての卵・食品としての卵」について理解を深めましょう。
講座Bの様子 |
<参加者の声> ・卵をベビーオイルでコーディングする方法は他の国でよく使われていると知ってびっくりしました。硬さを調べたり、色々なことができて面白かったです。 |
講座C:野生動物の個体数や年齢を推定してみよう!
共同獣医学科 (淺野 玄 准教授)
野生動物については、分からないことがたくさんあります。例えば、私たち人間では、人口や年齢はすぐに調べたり知ることができます。しかし、野生動物の個体数や年齢を知ることは、実は簡単にはできません。野生動物は、いつ・どこで生まれて、どこにいるのか、分からないからです。この講座では、野生動物の個体数や年齢を推定する代表的な方法を体験し、野生動物を研究する魅力に触れてもらいたいと思います。
<参加者の声> ・生物のいろいろなことが分かってよかったです。また来年は違う動物でやってほしいです。 |
講座Cの様子 |