国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 応用生物科学部

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【報告・新聞報道】応用生物科学部、有限会社FRUSIC(フルージック)、美濃加茂市、美濃加茂市教育委員会との4者覚書署名式、6/12(火)

6月12日、美濃加茂市役所において、上記4者が連携協力するための覚書を交わしました。
美濃加茂市では、耕作放棄地の増加と農業者の高齢化、若い世代の農業の担い手の減少の課題を抱えています。
そこで、小学生等、子供たちに農業を体験・理解してもらうとともに、農産物の商品開発やマルシェ等による販売を通して新たな農産業の振興を図るため、民間事業者、岐阜大学応用生物科学部、美濃加茂市及び同市教育委員会が連携し、各々の知識・人材・ノウハウを活かした教育的目的をもった事業を実施していく取り組みです。
次世代における農業理解を促進するとともに、児童生徒の健全な育成を図るためのモデル事業を実施し、産学官が連携した教育プログラムを構築することを目的とします。
 
主な取組として、次の事業を行う計画があります。
・山羊とのふれ合い授業(1~2学期)、夏休みキッズクラブ(8月)
・山羊堆肥を活用した農作物の生産・商品開発(6月~)、マルシェでの販売(11月)
・わらアート(9月~11月)、全国わらサミット・全国おにぎり対決(11月)
・耕作放棄地を再生利用した農作物の生産(年中)
 
署名式の後、生産環境科学課程 八代田教授からヤギによる緑地再生共同研究についての報告が行われました。
引き続き、伊藤美濃加茂市長と杉山学部長が懇談し、美濃加茂農場で行われる飛騨牛繁殖研修事業の推進、地元の活性化及び教育的効果を目指し、今後も連携を深めていくことを確認しました。
 
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【新聞報道】ヤギさん先生役 児童ら「命」学ぶ 美濃加茂市など4者連携、朝日新聞(平成30年6月13日掲載)
産官学連携 ヤギに触れ「命」実感 小中学生の体験学習 美濃加茂市、毎日新聞(平成30年6月13日掲載)
ヤギ活用し農業振興 美濃加茂市と岐阜大など 小中の情操教育推進、岐阜新聞(平成30年6月15日掲載)
ヤギの教育活用で連携 触れ合い授業や農業体験 美濃加茂市など4者、読売新聞(平成30年6月17日掲載)