国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 応用生物科学部

創立100周年記念事業会

趣意書

岐阜大学農学部・応用生物科学部創立100周年記念事業

岐阜大学応用生物科学部は2023年をもちまして創立100周年の記念すべき年を迎えます。前身である岐阜高等農林学校が1923年12月に官制公布され、翌24年4月、現在の各務原市(旧稲葉郡那加村)に開設されました。1982年には岐阜市柳戸の現在のキャンパスに移転し、2004年4月、岐阜大学の法人化と同時に、応用生物科学部として新たな歩みを始め、現在に至っております。

少子高齢化社会、そして縮小社会と大学にとって大変厳しい時代を迎えています。一方で、本学部は高校生からの人気も高く、地域からの期待も大きいことから、地域への貢献を標榜する岐阜大学にあって、存在感をもって光り輝くことができています。これも、これまでの同窓生をはじめとする皆様のお力添えの賜と深く感謝申し上げる次第です。記念すべき100年を機に、農学部から応用生物科学部へと歩んできた道を振り返り、さらなる前進と飛躍を期し、皆様と慶びを分かち合うため、創立100周年記念事業会を発足し、2年後の100周年記念事業を実施することとしております。事業内容として記念式典・祝賀会の開催や記念誌の発行、支部活性支援などを行ってまいります。

何卒この趣旨にご賛同いただき、寄附金という形でご支援いただきますよう、心よりお願い申し上げます。

皆様もご存じのように、昨年の4月から名古屋大学との法人統合がスタートし、国立大学法人東海国立機構 岐阜大学となりました。両大学の農学教育研究拠点が形成され、それぞれの分野の特色を生かし、お互いの教育を補完することで、強力で魅力的な新しい農学を展開することが期待されています。2年後には、さらに進化した農学を皆様にお見せし、農学部・応用生物科学部創立100周年を皆様とお祝いできることを祈念いたします。

令和3年7月

岐阜大学農学部・応用生物科学部創立100周年記念事業会
会長 光永 徹