研究内容
研究内容の概要
動物ゲノム多様性学研究室では、家畜・家禽、野生動物、動物園動物などを対象として、DNAレベルでの遺伝子の多様性(遺伝的多様性)、集団構造、血縁関係などを明らかにする研究を行っています。このような研究活動を通して、動物遺伝資源の保存、希少動物の保全、動物園動物の適切な遺伝的管理などに貢献することを目指しています。
これまでは、家禽(ニワトリやウズラ)の遺伝的多様性の解析を主に行ってきました。近年は、動物園動物も対象に研究を実施しています。また、野生哺乳類(イノシシやシカ)の遺伝的多様性や集団構造を明らかにする研究も並行して進めています。その他、研究テーマではありませんが、動物園や水族館でのDNA親子鑑定などにも協力しています。