国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 応用生物科学部

植物病理学研究室

SATREPSに提案課題が採択されました!

科学技術振興機構(JST)と国際協力機構(JICA)による地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)の選考結果が6月25日に発表され、理化学研究所(研究代表者:松井南博士)と岐阜大学応用生物科学部(山本義治教授と私)が共同提案した「ゴムノキのPestalotiopsis菌広域感染を防止するための多角的駆除(インドネシア共和国)」が条件付きで採択されました。

インドネシアのゴム生産を脅かしているPestalotiopsis菌の感染を食い止めるため、新規の微生物農薬と化学農薬を開発するとともに、抵抗性ゴム品種の育成や最新技術を応用した早期診断法の開発などに取り組む5年間のプロジェクトです。もちろん私の担当は微生物農薬の開発です。責任あるプロジェクトですが、何とか頑張っていきたいと思います。