家畜人工授精師及び家畜受精卵移植師の講習会の受講並びに修業試験の一部免除

家畜人工授精師及び家畜受精卵移植師とは、家畜改良増殖法にもとづき、都道府県知事の免許を受けて、家畜の人工授精や受精卵移植操作を行う資格の保有者です。業務目的で家畜から精液を採取、処理し、雌の家畜に注入する、または受精卵を採取、処理できるのは本資格の所有者と獣医師のみです。

家畜人工授精師になるには、各都道府県が開催する家畜人工授精に関する講習会の課程を修了し、その修業試験に合格して、知事の免許を受ける必要があります。家畜受精卵移植師になるには、家畜人工授精師の資格を有する者が、さらに家畜受精卵移植に関する講習会の課程を修了し、その修業試験に合格して、各都道府県知事の免許を受ける必要があります。