森林インストラクター
1.森林インストラクターとは
「森林インストラクター」とは,自然環境教育を目指す森の案内人です. 自然と森林のしくみ,森林づくりと林業, 野外での活動, 教育の方法, 安全対策のすべてについて一定レベルの知識を持って活動することができることを証明する資格です. 森林を訪れる方が,心地よく過ごし,楽しみ,感じ,自然を深く知ることができるよう,さまざまな活動を通して,お手伝いをします.林野庁森林官に任官後や 森林関係の県職員等に採用後に資格取得を促されることがあります。
2.森林インストラクターになるためには
一次試験は, 「森林」,「林業」,「森林内の野外活動」,「安全及び教育」の4科目の合格と,一次試験合格者を対象に実施される二次試験の面接と実技への合格が必要です.(一般社団法人)全国森林レクリエーション協会が実施しています。
3.合格者の登録
登録料は,5,000円です.登録の有効期間は5年間となっています.所定の手続きにより「森林インストラクター資格登録」は更新することができます.
生産環境科学課程の開講科目を受講することで,自然と試験対策になります.ただし,「森林内の野外活動」には,レクリエーション等に関する内容も含まれて いますので,支援科目だけを受講しても,各自でさらに研鑽しないと合格はできません.特に,試験直前におすすめするのは,『森林インストラクター資格試験 問題例集-受験の手引きと対策-』です.全国森林インストラクター会(全国森林レクリエーション協会)発行です。
※)担当教員の加藤正吾先生は,森林インストラクターの資格を有しています.受験に際して質問があれば,随時,相談に乗ります.