世界初，ジペプチドにコレステロール代謝改善作用があることを発見（長岡利教授，食品分子機能学研究室）
2019年12月26日
食品分子機能学研究室の長岡利教授が指導する坂野新太さん（自然科学技術研究科生命科学・化学専攻修士課程2年）を筆頭著者とする以下の論文が，英国の国際誌「Scientific Reports」（電子版）に2019年12月19日に掲載されました。
これは，ジペプチド（フェニルアラニン-プロリン：FP）にコレステロール代謝改善作用があることを世界で初めて発見したことを報告したものです。
"Identification of a novel cholesterol-lowering dipeptide, phenylalanine-proline (FP), and its down-regulation of intestinal ABCA1 in hypercholesterolemic rats and Caco-2 cells"
Arata Banno, Jilite Wang, Kenji Okada, Ryosuke Mori, Maihemuti Mijiti and Satoshi Nagaoka
坂野新太（生命科学・化学専攻学生）、王吉力特（元連合農学研究科学生）、岡田健司（元応用生命科学専攻学生）、森崚輔（応用生命科学課程学生）、マヘムティ・ミジティー（連合農学研究科学生）、長岡利教授（応用生命科学課程 食品分子機能学研究室）
