【採択】サントリー文化財団 2026年度 研究助成「学問の未来を拓(ひら)く」
2026年08月06日
2026年8月6日,公益財団法人サントリー文化財団の2026年度研究助成「学問の未来を拓く」に,野生動物資源学研究室の森部絢嗣准教授を代表とする研究課題「黒焼をめぐる伝統知の復元と知の境界の再検討」が採択されました。
https://www.suntory.co.jp/news/article/2026/15099.html
本研究では,かつて民間薬として広く利用されてきた「黒焼」を対象に,文献や聞き取り調査から伝統的な知識や製法を記録するとともに,理化学的な成分分析を行います。これらを組み合わせることで,黒焼をめぐる伝統知を復元し,西洋医学の浸透や社会的価値観の変化の中で,何が「正当な知」とされ,何が研究や社会の外側に置かれてきたのかを明らかにすることを目指します。
研究は,森部准教授の野生動物資源学に加え,名古屋大学の佐藤綾人特任准教授(ケミカルバイオロジー),北海道大学の山口未花子氏(文化人類学)との学際的な共同研究として進めます。
同助成は,人文学・社会科学の分野において,従来の「研究」や「学問」を問い直す知的冒険に満ちたグループ研究を支援するもので,2026年度は725件の応募から28件が採択されました。
