【テレビ】東海テレビ「ニュースONE」でAIクマ撃退スプレー自動噴射機の実証実験が紹介されました
2026年05月12日
2026年5月12日,東海テレビ「ニュースONE」において,岐阜大学野生動物資源学研究室が関わるAIを活用したクマ対策装置の実証実験が紹介されました。
画像からAIが判定...全国初の『クマ撃退スプレー自動噴射機』出没が相次ぐ岐阜県内で実証実験始まる | 東海テレビNEWS
岐阜県でクマ接近をAIで解析!新たな撃退法を実験へ、「東海テレビ ニュースONE」
(令和8年5月12日、15:43頃放送)
放送では,クマなどの野生動物を画像からAIが判定し,必要に応じて撃退スプレーを自動噴射する装置「AIBeS(アイベス)」について取り上げられました。本装置は,株式会社ハイクが開発し,共同で実証を進めているもので,クマの接近を自動で検知し,人が常時監視していない状況でも迅速な対応につなげることを目指しています。
実証実験は,岐阜県飛騨市内の黒内果樹園で開始されました。カメラで撮影された画像をAIが解析し,クマなど撃退が必要と判断された対象に対して,クマ撃退スプレーを噴射する仕組みです。番組内では,写真を用いた動作確認の様子や,人とクマをAIが識別する検証の様子も紹介されました。
近年,岐阜県内を含む各地でクマの出没が相次いでおり,人身被害や農作物被害への対策が重要な課題となっています。従来の対策では,目撃情報や通報を受けてから対応することが多く,夜間や人の少ない場所では迅速な対応が難しい場合があります。AIによる自動検知と自動撃退を組み合わせることで,現場の負担を軽減しながら,クマに対して「ここは危険な場所である」と学習させる効果も期待されます。
野生動物資源学研究室では,これまでシカ,サル,クマなどを対象に,GPS首輪,遠隔捕獲装置,自動撮影カメラ,AI解析などを活用した野生動物管理技術の研究と社会実装に取り組んできました。今回の実証では,装置の識別精度,検知距離,設置条件,スプレー噴射のタイミング,野生動物の反応などを検証し,現場で実用可能な鳥獣対策技術としての改良を進めていきます。
今後も当研究室では,地域社会の安全確保と野生動物との軋轢軽減に向けて,AI・IoT技術と野生動物管理の知見を組み合わせた実践的研究を進めてまいります。
【放映情報】
番組名:東海テレビ「ニュースONE」
放映日:2026年5月12日
タイトル:画像からAIが判定...全国初の『クマ撃退スプレー自動噴射機』出没が相次ぐ岐阜県内で実証実験始まる
関連動画:東海テレビ ニュースONE YouTubeチャンネル
