研究室の引っ越し

2021年08月31日

学部校舎の耐震補強工事に伴い、研究室を移転しました。引っ越しのために研究室総出で物品の整理とゴミ・不要品の廃棄などを行いましたが、それはそれは大変でした。先代、先々代の教授の先生方や自分が購入した数々の実験器具・装置、書籍、資料、そして恐ろしい量のゴミ・廃液。新しい研究室に割り当てられた面積は旧研究室の半分以下であるため、すべての物品は到底収まりません。これは思い切った断捨離が必要だ！と覚悟を決めて高価な装置なども泣く泣く廃棄。設計段階で緻密に計算し、物品の配置を決めておいたお陰で、何とか新しい研究室に大部分の物品を収めることができました。が、予想通り、とても狭い・・・（泣）。この秋から新３年生と留学生、ポスドク研究員が合わせて３、４名、来春にはさらに留学生１、２名が加入する予定なのですが、果たしてこのスペースでちゃんと実験できるのだろうか？？？と心配になります。研究費を獲得しても、新しい大型備品なんて到底置けないし・・・困った困った。

と、引っ越し作業でいろいろバタバタして約２ヶ月間は研究がほぼ完全にストップしていましたが、ようやく実験ができる状態になりました。ただ、使い勝手が悪い部分も多いので、しばらく様子を見ながら、あれこれアレンジしていかなくては！