造園施工管理技士

１．造園施工管理技士とは

造園工事の実施にあたり，計画，施工図の作成工程の管理，安全管理等に従事する資格で，造園工事業に関わる建設業の 専任技術者，工事現場の主任技術者や管理技術者として活躍できます．1級と2級があって，2級で施工金額が3000万円未満の公共工事ができ，それ以上の 場合は1級が必要となります．詳細は国土交通省のホームページを参考にして下さい．

２．造園施工管理技士になるためには

(財)全国建設研修センター造園試験課が実施する「造園施工管理技術検定」を受験し合格すれば造園施工管理技士と して登録されます．なお試験は、1級の学科試験が9月上旬，実地試験が12月上旬．2級は学科・実地試験とも9月中旬に実施されます，試験の内容は、学科 試験（「土木工学等」「施工管理法」「法規」）と実地試験（「施工管理法」）です。
環境生態科学コースを卒業し，かつ『造園学プログラム』の講義科目を履修した学生は，２級（１級）の受験に際して，実務経験が２級0.5年（１級1.5 年）短縮され，卒業後２級1年（１級3年）の実務を経験すれば，造園施工管理技術検定の受験資格を得ることができます．ただし，１級の場合は指導監督的実務経験も必要とされます。

３．受験料等

2級造園施工管理技士：学科・実地試験10,400円

問い合わせ先

(財）全国建設研修センター造園試験課
東京都千代田区永田町1-11-30　サウスヒル永田町ビル
TEL　03-3581-0847

４．その他

建設業法施行令の改正によ り、平成18年度からの2級技術検定試験の受験資格の一部が改正されました。これまで実施されてきた「施工技術者"試験"（「造園施工管理技術"検定"」 の予備資格）」については、平成17年度をもって廃止されました。詳細は（財）全国建設研修センターを参照して下さい。

注）担当教員は、千家正照先生です。受験に際して質問があれば、随時、相談に乗ります。