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応用植物科学コース(生産環境科学課程)小山博之教授

応用植物科学コース(生産環境科学課程)、小山博之教授(東京都出身)

大学では、身に付け方を学べ。
小山博之教授 分子生物学や生化学に関連する講義を担当しています。また、遺伝子工学や無機分析に関する実験も教えています。そこで身に付けて欲しいことは、内容そのものも大切ですが、新しいことを覚え使いこなすことの方法論です。高校では教わっていない、授業科目ですから、はじめてみる単語や概念ばかりがでてきます。無駄と思われる暗記も必要でしょう。でも、アイデアや新しい思考には、正しい知識は必ず必要になります。一方、実験では科学系技術者としてのスキルが身につくだけでなく、基本論理的思考や能率的な作業を行うことが身につくはずです。是非、両方の“身に付け方”を学んでください。  
 

現在もっとも関心のある研究テーマについて教えてください。
モデル植物のシロイヌナズナ

今は、植物の能力を知り、品種改良に結びつける研究をしています。

もっとも興味があるのは植物の不良土壌耐性を向上させることです。

植物がどのようにして酸性土壌で生育するのか、資源投入を少なくするための品種改良はどうすればよいのか、遺伝子レベルで研究しています。

これは、アフリカなどの発展途上国の飢餓の大幅な軽減や、バイオ燃料・パルプなどの工業原料の確保に結びつく研究です(植物細胞工学研究室)。

この分野を目指すきっかけを教えて下さい。
  

私は、子供のころから生物学が好きでした。大学に入る時点では、生物系の研究職につきたかったから、植物科学を選ぶ時点では植物の環境適応に興味を持ったから選択しました。

これとは別に、誰かの役に立つことがしたいとも思っていました。

卒業論文で取り組んだ研究の背景は、「世界の貧しい農家を救う、将来の資源枯渇問題を解決する」と説明されました。

私にとって、非常に受け入れやすい動機付けになり、今でもそのつもりで取り組んでいます。

実験植物の様子を見ている小山教授
大学の教員になっていなかったら、どんな職業を選んでいたと思いますか?
  

民間企業で技術系の職についていたと思います。学士・修士・博士を出るときにも、全く同じ考えでした。

もちろん、専門性が上がった時点では、研究職につければよいと思っていました。研究に向いていないと判断されれば、入社後は他の職種でもがんばろうかなぁ、と思っていましたが(笑)。

学生時代を語る小山教授
受験生に一言お願いします。

先ずは、自分が満足できる受験をすることが入学後に、成長するために必要です。 是非、がんばって満足できる受験をしてください。

また、応用生物科学は「生物系の科学技術で世の役に立てる人材を教育する」学問領域です。

その進歩を体験し、プロフェッショナルになるためには、最低でも大学院・修士課程まで学ぶことを薦めます。そういったやる気を持って、ぜひ応用生物科学部へ入学してきてください。

→小山博之教授の所属する応用植物科学コース(生産環境科学課程)


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