最新情報

掲載日:2016年4月10日

【報告】平成28年度 応用生物科学部保護者懇談会及び新入生ガイダンス、4/7(木)

平成28年度 応用生物科学部保護者懇談会及び新入生ガイダンス

岐阜大学入学式及び岐阜大学大学院入学式が、平成28年4月7日(木)に長良川国際会議場において行われました。その後、岐阜大学キャンパスにおいて、学部ごとに別れガイダンス等が開催されました。

 

平成28年度入学者

 応用生物科学部    1年生202名、3年次編入生 11名

 大学院応用生物科学研究科 98名

 

 

新入生ガイダンス

保護者懇談会の様子

管弦楽団による演奏

学生証等の配布

 

 

■当日新入生の保護者の方を対象とした保護者懇談会、新入生ガイダンスもあわせて行われました。

 

 

式辞(大学院応用生物科学研究科 新入生ガイダンスにおいて)

 

 大学院入学者の皆さん、歴史ある応用生物科学研究科へのご入学おめでとうございます。

 

 ここに、応用生物科学部からの98名の大学院新入生を応用生物科学研究科に迎えることが出来たことを、応用生物科学研究科を代表して心からお慶び申し上げます。

 

 皆さんは、これまで講義や実験・実習、そして卒業研究を通してジェネラリストとしての教育を受けてきました。これからは高度専門職業人としての専門教育を受けることになります。

大学院では、高度専門職業人として、「社会に貢献できる高度な専門的知識・技能を培うこと」、「深い見識と専門分野に立脚した見方・考え方を培うこと」、「広い教養と高い倫理観に基づく社会的責任感を培うこと」を教育方針としています。

 

 「社会に貢献できる高度な専門的知識・技能を培う」ために、それぞれのコースには必修科目である専門コア科目があり、そして、「深い見識と専門分野に立脚した見方・考え方を培う」ために、専門科目とコース共通科目を配置してあります。そして、「広い教養と高い倫理観に基づく社会的責任感を培う」ために研究科共通科目として、科学者倫理、知的財産論、生物多様性およびカルタヘナ条約を開講しています。

 

 大学院に対して、研究室にこもって実験、研究をするといったイメージを持っている人もいるかもしれませんが、私たちが求めるあなた達の2年後の人材像は、「人としての倫理感を備えた科学技術者としての高度専門職業人」です。

 

 卒業式でも述べたと思いますが、私の真上に「凛乎真摯」という額がかかっています。これは1923年、ちょうど92年前に開校した岐阜高等農林学校の初代校長の東海林力蔵氏が開校式で学生に「凛乎たれ、真摯なれ」と訓辞したことに始まり、私達の教育理念となっています。

凛乎とは、人としての「凛」とした姿勢を保ち、誠実でひたむきであることを意味します。

そしてもう一つ、応用生物科学部の第1会議室に掲げてある言葉が「和而不同(和して同ぜず)」です。

これは新渡戸稲造氏が揮毫したもので、岐阜高等農林学校が北海道大学の前身である札幌農学校と深い関係を持っていたことが伺われます。

その意味は、『論語』子路編の一節にある「人として秀でた人は、調和を心掛けるが付和雷同することがない」からきています。

これらの2つの教育理念に通ずることは、「人の道として正しいことを信念として行動し、自らを磨き啓発すること」です。

 

 科学技術の発展の中では、必ずしも人類に好ましい技術ばかりだったわけではありません。例えば、微生物研究の成果として生まれたいわゆる生物兵器や神経生理学の成果として生まれた化学兵器がそうです。ここで重要なことは、科学者としての倫理観であり、研究成果が間違った使われ方をしたときに、凛として真摯な態度で行動できる姿勢だと思います。そして、周囲との協調性を保ちながらも、それに流されることなく信念を貫き通す科学技術者としての姿勢が大切なのだと思います。

 

 私たちは、理論生物科学を追求するのではなく、その応用にまで気を配ることが出来る応用生物科学の技術者の教育を目指しています。

2年後には、人としての倫理感を備えた科学技術者としての高度専門職業人として成長していただきたいと期待しています。

教職員がこれからのあなた方の学びを支えます。

 

 皆さんのこれからの成長に期待し、私からのお祝いの言葉とさせていただきます。

 

平成28年4月8日

応用生物科学研究科長 福井博一


ページの先頭へ戻る