
掲載日:2014年11月17日
平成26年度「中学生のための体験科学講座」を開催しました。(平成26年11月8日)
岐阜大学公開講座「応用生物科学部 中学生のための体験科学講座」 あなたも科学者。
場 所:応用生物科学部
参加者:中学生21名、保護者9名
開講式の様子 閉講式の様子
応用生命科学課程 ( 島田 昌也 助教 ・ 今村 彰宏 助教)
ふだんの生活でなにげなく目にしているものの中には、小さくてよく見えないもの、あるいは、顕微鏡で観察して初めて見えてくるものがたくさんあります。私たちのからだや毎日口にしている食べ物は、顕微鏡を使うとようやく目にすることができる「細胞」という単位でできています。そうした小さな世界を覗いてみましょう。
<参加者の声> ・実験の内容が授業ではできないことばかりでとても楽しかったです。細胞というものにはじめて興味を持ちました。特に、最後のバナナのDNAを取り出す実験は、DNAが糸状ということに驚きました。 |
![]() 講座Aの様子 |
生産環境科学課程 ( 山本 朱美 准教授 )
ニワトリの卵は身近な食材です。私たちはこの卵黄の色が濃い卵ほど栄養価が高く、美味しそうに感じるそうです。実は、ニワトリが食べる飼料の色素成分が卵黄に移行することで着色します。本講座では、鶏卵の卵黄とニワトリのエサに含まれる色素成分を抽出して卵黄の色の正体を探ってみましょう。また、赤や黒などの色素を混ぜた飼料を給与したニワトリの卵黄色はどうなるか観察してみましょう。
![]() 講座Bの様子 |
<参加者の声> ・黒い卵がとても驚きました。実験も楽しかったし、知らないことばかりだったのでとても楽しかったです。 |
共同獣医学科 (松山 勇人 准教授 ・ 椎名 貴彦 准教授 )
動物は、「骨格筋」と呼ばれる筋肉を動かすことによって、走ったり、歩いたり、姿勢を保ったりすることができます。筋肉にはどのような性質があるのでしょうか。そして、どのような仕組みで、筋肉は動くことができるのでしょうか。この講座では、動物の筋肉の動きを実際に目でみながら、筋肉のもつ性質と筋肉の動く仕組みを調べてみようと思います。
<参加者の声> |
![]() 講座Cの様子 |