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掲載日:2009年9月 4日

岐阜県域の農林業教育機関の連携に関する覚書の締結

岐阜県域の農林業教育機関の連携に関する覚書の締結

 平成21年9月4日(金)、応用生物科学部と岐阜県農業大学校、岐阜県立森林文化アカデミー、岐阜県立国際園芸アカデミー、岐阜県内農業関係高等学校は、農林業教育を取り巻く環境の変化に対応するため、それぞれの教育理念と目標を尊重しつつ、従事者から指導者及び研究者まで、岐阜県内で幅広い農林業(畜産業などを含む)者の育成を目的として連携していくことに関して覚書を締結しました。

御挨拶 「岐阜県域農林業教育システム」

岐阜大学応用生物科学部 学部長 小見山 章

 本日、「岐阜県域の農林業教育機関の連携に関する覚書」、通称「岐阜県域農林業教育システム」を無事締結する運びとなりました。この締結に至るまで、我々は1年あまり熱心に議論をしてきました。関係各位に厚く御礼申し上げます。

 現在、農林畜産業が置かれている状態については、すべての人が認識していると思います。生活の根幹をなす衣食住を守るため、我々は教育機関として、教育面で何とかこれを支える方法はないかと模索してきました。

 広く農を支える人を養成するのは、中部圏とくに岐阜県にとって、たいへん大事なことです。従事者・後継者の養成から技術者・研究者の養成まで包括的に教える教育システムを岐阜県に作りたい、これがこの岐阜県域農林業教育システムを考えた発端です。

 岐阜県には、我々、岐阜大学応用生物科学部、岐阜県農業大学校、岐阜県立森林文化アカデミー、岐阜県立国際園芸アカデミー、岐阜県内農業関係高等学校など、複数の教育機関が、それぞれの立場で、広い意味の農学教育に携わってきました。これらの力を結集して、農学教育の協力体制を整えて、教育システムのフレームを作れば、たくさんの人が、農学を分厚く学べる体制ができると思います。

 このような教育システムがあれば、学ぶ人にとっても、教える側にとっても、大切な人のつながりができ、知識、技術、施設、情報が豊富になるメリットがあります。農業高校の学生さんにとっては、高度な技術を目指して、意欲的に進学する機会も増えると思います。

 本日、この場で、システムのフレームができあがります。目下の連携・協力内容は、
     一 相互乗り入れ授業及び出前講義の実施
     二 農林業に関するシンポジウム等の実施
     三 ニュースレター発行等の広報活動
     四 農林業から派生する環境・文化活動
     五 その他、岐阜県域の農林業振興に関すること

としています。

 そして、このシステムが目指す最終目的は、農林畜産業の従事者・指導者・研究者・サポーターを確保して、岐阜県を含む中部圏を振興することにあります。そのために、フレームの具体的な中身を、締結後に決定してゆきます。私たちが共有する「岐阜県域農林業教育システム」は、農林畜産業と同じく長い時間が勝負です。このシステムが、最終目的を満足するよう、今後も、皆様のご協力をお願いいたします。
ありがとうございました。


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