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獣医分子病態学研究室

研究内容

研究内容

 本研究室は、「比較腫瘍学」を中心として"がん"の克服のために以下の研究を進めています。臨床研究室であるため、日々動物病院で診療していますし、研究対象が犬や猫のがん症例ですので、本学動物病院とも密接な関係を堅持して研究を進めています。それぞれのテーマの内容は以下の通りです

がんの症例および臨床研究

  岐阜大学応用生物科学部 附属比較がんセンターとともに臨床データの整理やデータベース化をしながら、"がん"の病態理解や"がん"克服のための臨床研究を進めていきます。また、動物(特に伴侶動物の犬や猫)とヒトのがんの発生状況、病因・病態、診断・治療、予後を比較して、それらの類似点、相違点を明らかにします。

※ただし、犬や猫の症例はヒトの犠牲になるのではなく、ヒトと同様な倫理的扱いを受け、飼主とその動物にとって利益のあることが前提です。

犬悪性腫瘍とmicroRNA

 microRNAは、20から25塩基の長さしかない微小なRNAで、機能性の核酸です。1993年に提唱されて以来急速に研究が進展していて、悪性腫瘍の発生や増殖に関与していることが明らかとなってきています。

 本研究室では、連合創薬医療情報研究科および工学部と共同で、特に犬悪性メラノーマや犬血管肉腫におけるmicroRNAの発現を検索し、腫瘍の早期発見のためのバイオマーカーや新規治療法の確立を目指しています。

 

犬悪性腫瘍における基礎的研究

 犬自然発生腫瘍から細胞株を樹立し、臨床から基礎研究へ実験室での知見を得ることが出来るような研究体制を整えています。これまで移行上皮癌、乳腺癌、線維肉腫の細胞株を樹立しました。今後は細胞株およびマウス移植モデルを用いての実験を進行させていき、基礎から臨床へ還元出来るよう新規治療法開発への一端を担うよう研究を進めていきます。


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