国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 応用生物科学部

生産環境科学課程

卒業生の声

社会で活躍する卒業生

(パンフレットに掲載)

森を相手にアプローチする面白さ

若林麻里加さん
山梨県富士・東部林務環境事務所
若林麻里加さん 平成24年度卒業(山梨県出身)
環境生態科学コース

「木が好き」だったことから木を扱う仕事に就きたいと考え、公務員としての林業職を選びました。現在は治山事業を担当しています。適地適木の選定やコンクリートの扱い方、希少植物の扱い方など業務を行う上では、大学で学んだ「生態学」や「環境材料学」が役立っています。森林という生き物を相手にどうアプローチするか考えるのは大変なことですが、この仕事の面白さでもあります。

加工技術の会得が直近の目標

野田沙織さん
愛知県知多農林水産事務所 農業改良普及センター
野田沙織さん 平成23年度卒業(愛知県出身)
応用植物科学コース

普及指導員として農産物の活用方法を農家の方と考えたり、女性農業者の活動支援を行っています。学生の時は、なぜ植物科学コースに食品衛生や経済の授業があるのか疑問でしたが、今それがとても役立っていますし、仕事に直結するという点で、農産物の加工を学んだ実習も役立っています。農産物活用担当として、味噌造りや米粉料理などの加工技術を会得するのが直近の目標です。

畜産と栄養学に関わる飼料産業へ

岩鍛冶 拓さん
豊橋飼料株式会社
岩鍛冶 拓さん 平成22年度卒業(石川県出身)
応用動物科学コース

大学で畜産を学び、興味を持ったことから、就職と畜産と研究していた栄養学に関わる飼料業界を選びました。現在は、関連農場の財務、経理管理を担当していますが、仕事をする上でも鶏、豚、牛の出荷までの成育過程や畜産システムを理解している必要があるため、大学で学んだ動物管理学や動物栄養学などは今でも役に立っています。当面の目標は先輩社員の手を離れ、自分で仕事ができるようになることです。

大学での研究を仕事に活かす

駒井彩香さん
株式会社フジ環境サービス
駒井彩香さん 平成21年度卒業(石川県出身)
環境生態科学コース

現在は工場の防虫管理を主な仕事としています。大学では社会性昆虫であるアリの生態を研究しており、それを活かせる仕事に就きたいと思い、今の会社に就職しました。仕事は大変な面もありますが、自分の考えた改善提案をやらせてもらえたりと、それ以上に大きなやりがいを感じています。今後は複数の現場を一人で管理させてもらうことを目標に、これからも頑張っていきます。

自分にしかできない教育を目指して

加藤美奈子さん
岐阜県立飛騨高山高等学校
加藤美奈子さん 平成20年度卒業(岐阜県出身)
応用植物科学コース

環境科学科に所属し、農業や環境、林業に関わる科目を教えています。さまざまな野菜の栽培などの活動を通した生徒との共同作業や、新たな発見や興味を示す生徒のいきいきとした表情が、この仕事をやってよかったと実感させてくれます。生徒のやる気を引き出し、行動できるように、これからも探究心・向上心を忘れずに、自分にしかできない教育をしていきたいです。

いずれもパンフレット掲載時の情報です。

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